【オランダ】長期滞在の際に必要な手続き

オランダ
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オランダに長期滞在するのにはどんな手続きが必要?

2024年の前半にオランダ(アムステルダム)に移住して、現在進行形でまだいろいろな手続きを進めています。長期滞在の際には、ビザだけでなく住民登録など生活するのに必要な手続きがいくつもあります!

ここでは私が移住の際に行った(行っている)手続きをリストアップして簡単に説明していきます。個々の詳しい手続き方法は、別途詳しく説明したページを今後作っていきます。

*この記事は公開していますが、まだ編集中です。

全体の印象:現地機関の対応など

特に入国後のビザ手続きは移民してくる外国人に対するサポートが手厚い印象を受けました。多くの書面でも対面手続きでも基本的に英語が使われているのは、私としてはとても安心感がありました。居住地の役所からの通知も英語に訳されているものも多く、ウェブサイトも英語で外国人向けの情報が英語で公開されているなど、他に住んだ非英語圏の国では考えられないくらい、英語での案内が浸透しています。

英語はちょっと厳しいな、という方には、なんと日本語で困ったときのサポートしてくれる相談窓口や病院もあるので、頼ってみるのもありかもしれません!

オランダ渡航前にしておきたいこと

私自身が渡航前にしておいてよかったこと、渡航した後にやっておけば良かったと後から思った項目です。

住みたい地域・住居探し(できればオンラインでの内見も!)

2024年現在、オランダでは住居不足が続いているそうで、アパート・一戸建て共に賃貸物件を探すのがとても大変でした。賃貸情報サイトに載っていても、内見依頼をした半分以上が既に契約済だったり、内見も2組以上同時だったり、希望者が多い場合には提示されている家賃より高く入札しないといけないなど、渡航前に約1ヶ月かけてなんとか契約まで辿り着きました。渡航後のスケジュールに余裕があれば、渡航後の方が実際に内見ができていいのかとは思いますが、できれば渡航前から準備、オンラインでの内見をお勧めします。

なお、この住居不足に漬け込んだ詐欺事件(問い合わせをした時点で、予約金の支払いを求められるなど)も発生しているそうなので注意が必要です。私たちは、会社が薦めてくれたエージェントを利用して住居探し、契約をしたので、こういった詐欺を避けたり、契約書(オランダ語)の内容の確認もしてもらったりと、比較的安心して契約をすることができました。

*今後、詳しい情報は別途まとめて投稿します。

インターネット・プロバイダ探し

住居探しと並行して準備しておきたいのが、インターネット・プロバイダ。住居が決まったら、かなり短期間で賃貸契約が開始になりますし(私たちの場合は、契約書をもらってから3日後からでした)引越しが終わったらインターネットは即必要ですよね。私たちはアパートではなくテラスハウスの一軒を借りたのですが、契約したインターネット・プロバイダの線がなんと繋がっていないことがわかり、開通まで3週間かかりました。(プロバイダのデータ上は開通していることになっていたのに!)借りたらすぐに手続きできるようにあらかじめプロバイダを決めておくといいかもしれません。前のテナントが使っていたプロバイダだとすぐ繋がる確率が高いので、大家さんにあらかじめ聞いておきましょう。

*今後、詳しい情報は別途まとめて投稿します。

モバイル回線(SIM)のプロバイダ探し

スマホのデータは、オランダに着いたらすぐ使いたいですよね。オランダのモバイルSIMの有名どころは、KPN、Vodafoneなどがありますが、オランダに着いてからでないと契約できないようなので、私たちはLycamobileのSIM(eSIM)を事前に準備して渡蘭。しかし!スマホの機種との相性なのか、夫のiPhoneでは全く繋がらず、KPNで契約し直し。私もデータ(5G)は繋がるものの、電話がなかなか使えず苦労しました。

*今後、詳しい情報は別途まとめて投稿します。

保育園・幼稚園・学校探し(できれば手続き)

子供と一緒に移住する際は、保育園・幼稚園・学校の手続きは最優先で進めなければならないですよね。ちなみに、オランダは日本と違って義務教育は4歳から。それ以前にも2歳くらいからPeuterspeelzalen(ピューター)という幼稚園のようなところに、週に何回か、半日だけ通うことが多いようです。(以前住んでいたイギリスでも、プリスクールという制度が同じような仕組みでありました)保育園もたくさんありますが、順番待ちのことも多いようです。

4歳以降は、地元の学校(オランダ語教育)でも外国人を受け入れる体制が整っており、別途オランダ語を学ぶサポートもしてくれるようです。ちなみに、アムステルダムはモンテッソーリ教育をしている学校がたくさんありました。また、インターナショナルスクール、イギリス・フランス・日本の学校、バイリンガルスクール(英語・オランダ語)もあり、選択肢がとても多いです。

渡蘭時点で私の子供は4歳以下だったので、週に数回半日預けられる幼稚園のようなところを探しました。当時はオランダの教育の仕組み、幼稚園を意味する単語もわからなかったので、とりあえず英語で検索すると駐在員の家族用のオランダ生活ガイドがたくさんあり、主にそれを参考にしました。ただ、渡航してから知ったのが、私の住むAmstelveel(アムステルフェーン、アムステルダムの南の行政区)のウェブサイトでは、地域の保育園、幼稚園のリストと補助金について紹介していたので、お住まいの予定の行政区のウェブサイトをみてみることをお勧めします。その後検索して見つけた情報もあるので、詳しくは今後まとめて投稿します。

健康保険会社の選定

私は渡航するまで知らなかったのですが、オランダでは一般の健康保険の契約が必須。日本は国民健康保険がありますし、イギリスでは医療制度は基本無料だったので、盲点でした。ビザ手続きをしたIn Amsterdamの生活サポートカウンターで、Independerという比較サイトを紹介されたので、そのウェブサイトでベーシックな健康保険を検索して、最初なので安めの健康保険会社を選択しました。ベーシックな健康保険の他にオプションも色々とつけることができます。歯の治療も保険に含めるか、出産費用の中でベーシックプランでカバーされていないものもカバーするか、など、よく知らない保険制度について渡航直後に調べながら決めるのはとても大変だったので、渡航前に調べておくことができると良かったなと思っている項目です。

ホーム・ドクター探し

日本では、症状に応じて内科、皮膚科など、初回でも直接クリニックに行って診療を受けることができるかと思いますが、オランダではホーム・ドクター(もしくはGP: General Practitioner)への登録が必要で、どんな症状でもまずはホーム・ドクターに診てもらってから紹介を受けるという形になります。ただ、地域によってはこのホーム・ドクターへの登録が順番待ちになってしまうこともあります。私たちは渡蘭してから時間がなかなか取れず、さらに一番近いホーム・ドクターは満員で順番待ちすらできず、他のところで順番待ちリストになんとか登録してもらい、2ヶ月後に登録するというような状況でした。特にアムステルフェーンに住むことを考えている方は、できれば渡蘭前にいくつかホーム・ドクターに連絡して順番待ちリストに入れてもらえると安心かなと思います。

ネット銀行口座の開設

長期に滞在する場合は、現地の銀行口座の開設はどの国に行ってもまずしたい項目ですよね。ただ、渡航後すぐにできないこともありますし、帯同家族向けのカードをなかなか作る時間がない場合もあるかと思います。街中での支払いはオランダ以外のクレジットカードでもできますが、オンラインショッピングや行政地区のウェブサイトでも、特定の銀行のカード(オランダの銀行と一部のネット銀行)しか取り扱っていないところが多々あり、私は常に夫に支払いを頼まねばならず不便でした。N26、Revoultはその制限のあるオンラインショップでも使えるネット銀行なので、事前に口座開設をしておくと良いでしょう。私はWiseというネット銀行は使っていましたが、こちらはその制限のあるオンラインショップでは使えませんでした。

日本人コミュニティへのコンタクト

オランダは日本人がたくさん住んでおり、プライベートなグループからしっかりとした組織になっているグループまで色々と日本人グループがあります。私は以前は「せっかく海外に行くのに日本人グループに入らなくても」と思っていましたが、家族を持ってからは特に娘の教育や医療の面から本当に日本人グループの方々には助けられました。今回のオランダ移住の際にも、個人的に繋がれた方から情報を頂いて助かった面が多々ありました。プライベートなグループについてはこちらでは公開できませんが、イギリスでもオランダでも日本人ママさんのLINEグループがあります。組織になっているグループや、チラシを見つけたサポートグループについては、後ほど別途投稿します。また、アムステルフェーンの総合病院、Ziekenhuis Amstellandでは、日本人サポートの専用番号、メールアドレスもあります。前述のホーム・ドクター探しについても、困ったら連絡してみると良いかもしれません。

渡航後

長期滞在ビザの入国後手続き(BSN:市民サービス番号の取得、住民カード発行)

この項目は、どのビザで入国するか、入国後にビザ申請をするかで異なってくるかと思います。私たちはHighly Skilled Visaというビザの種類、及びその帯同家族で、入国前にビザの申請をしました。オランダの会社への転職だったので、そのオランダの会社と会社の委託したビザ申請サポートの業者がこの入国後手続きの予約を取ってくれました。この時、渡蘭する飛行機のチケットを予約してから、この入国後手続きの予約を取るというフローになっていたので、私たちは渡蘭1週間半後の予約になりました(予約時点からは2、3週間後)。この入国後手続きの際にBSNという市民サービス番号(日本のマイナンバーのようなもの)を発行されるのですが、このBSNが銀行口座の開設などにも必要なので、渡蘭後すぐに手続きができるように早めに予約を入れられると良いと思います。

この入国手続き自体はとてもスムーズ。私たちはIN Amsterdamというアムステルダムの南側にあるAmsterdam Zuid(ザウド)駅すぐのオフィスで手続きをしました。流暢な英語での案内・説明があり、書類の確認、各種書類への署名、住民カード用の写真撮影などを含めて1時間半ほどで完了。住民カードは約2週間後に同じIN Amsterdamのオフィスで受け取りとのことでしたが、私たちの場合は早くて1週間で受け取ることができました。

*今後、詳しい情報は別途まとめて投稿します。

DigIDの登録

前述の入国後手続き後DigIDというものへの登録を勧められます。このDigIDは、政府機関のウェブサイトのログイン認証に共通して使うことができます。使ってみましたが、行政区のウェブサイトや財務省のウェブサイト(各種補助の申請でログインが必要でした)などにスムーズにアクセスすることができ、オランダではデジタル化が進んでいるなと感じました。

1つ注意点として聞いたのが、DigIDへの登録は入国後手続きが完了後に郵便で登録完了の書類が届いてからしましょう、ということでした。

住民登録

前述の入国手続きの際に、申請書に記入した住所の行政区での住民登録も一緒に処理してくれました。私たちはAmstelveen(アムステルフェーン)というアムステルダムの南にある行政区に住居を借りて契約も完了していたので、こちらの行政区への登録はIN Amsterdamの方でやってくれました。後から住居が決まった場合は、仮の住所から住所変更をするという手続きが必要になってくるそうです。

居住地関連の税金の支払い

日本では住民税などの支払いは会社がやってくれることが多いかと思いますが、こちらでは個人でする必要があります。前述の住民登録完了後、数週間後にアムステルフェーン市から廃棄物税の支払依頼が郵便で届きました。基本的に行政区から請求があるので、それが来たら支払うという姿勢で良いようです。他にも税金の種類はあるようですが、賃貸の場合は大家さんが支払うものもあるので、大家さんと支払う税金について相談することもあるかもしれません。

子供の保健センター(GGD)登録・面談

小学校入学前の子供(4歳未満)が帯同家族として一緒にオランダに滞在する場合、前述の入国後手続きの1、2週間後くらいに、GGDというところから家族の情報提供、面談の依頼が来ます。メールでのやり取りもできるのですが、面談日時の設定は電話でしなければならないようで、その際にオランダの電話番号が必要になります。

面談は流暢な英語で進めてくれましたし、オランダの母子健康手帳の冊子も英語版を渡してくれました。このGGDからは、オランダ渡蘭前の予防接種について回答を求められるため、子供と一緒に渡蘭される方は予防接種の記録も準備しておいた方が良いです。

健康保険会社の契約

前述の通り、オランダでは健康保険への加入が必須です。到着してできるだけ早く契約をするようにしましょう。私たちが使った比較サイトでは、そのサイト自体から契約までできるので非常に便利でした。オランダ語のウェブサイトになるので、ブラウザのGoogle翻訳などを駆使して進める必要があります。今後、詳しい内容をまとめて別途投稿します。

ホーム・ドクターの登録

ホーム・ドクターはGoogleなどの検索サイトで”Huisartsen“と住む予定の場所の郵便番号をキーワードに検索すると近所のホーム・ドクターが出てきます。基本的には電話をして患者登録するそうです。私は電話が苦手なのと実際のクリニックを見てみたかったので、直接クリニックを訪問し、受付で聞いてまわりました。前述の通り、地域によってはホーム・ドクターは患者がいっぱいで新規登録をさせてくれないクリニックもあるため、断られてもめげずに次を探してくださいね。ちなみに、オランダでは複数のクリニックにホーム・ドクターの登録をしても構わないようなので、住居が決まる前でも住む希望の地域にあるクリニックに聞いてみることをお勧めします。

住居(賃貸)の契約、引越し

私たちの場合、住居探し・賃貸契約は全てオンラインでおこないました。住居探しはオンラインの賃貸情報ウェブサイトを使い、前述のエージェントとのやり取りもWhatsAppという、ヨーロッパでは主流のLINEのようなメッセージサービスを使っておこないましたし、内見はこのWhatsAppのビデオ通話、契約書のサインはDocuSignというオンライン署名サービスを通じて署名しました。今はこういった便利なツールでオランダ渡航前からも様々な手続きを進められるのがいいですね!

オランダでの引越し・荷物の搬入で気がついたことは2点ありました。ひとつめは、食品・薬の輸入はヨーロッパでは厳しく制限されていること。これらは引っ越しの荷物に詰めてはいけないと業者から注意がありました。少量の薬や調味料は渡蘭の際の手荷物に入れて持っていくことができましたが、ワインなどのお酒やほとんどの調味料、常備していた市販薬も泣く泣く処分することに。ふたつめは、引っ越しのトラックが搬入のために駐車する際、駐車チケットが必要になることがあります。私たちが契約した住居は、アムステルフェーンの中でも駐車チケットがいらない地域だったので良かったのですが、特にショッピングモール周辺や繁華街に近いと、駐車チケットが必要になるようです。

住居関連サービスの契約

インターネット

前述の通り、私たちの場合インターネットは開通まで3週間かかったので、特にアパートではなく家を借りる場合は、大家さんに前の住人が使っていたプロバイダを確認することをお勧めします。プロバイダは、KPNとZiggo(Vodafoneグループ)が主流のようです。私たちは近くに店舗のあったKPNを選びましたが、近所ではZiggoを使っている人が多いようです。

もし開通に時間がかかるようであれば、KPNのモバイル回線で無制限のプランを使うのもお勧めです。家族は安めのプランに入って、この無制限プランをシェアすることもできるようなので、KPNのお店で聞いてみてください。

モバイルSIM

渡蘭後の様々な契約やサービスの利用でオランダの電話番号を登録することがあるので、モバイルSIMはすぐに準備しましょう。大手(KPNなど)、格安SIM、プリペイドSIMなど選択肢がいろいろとあり悩みました。個人的な感想としては、KPNは値段が高いと感じますが、ネットも通話も安定して使えるようです。LycamobileのプリペイドSIM(eSIM)はスマホとの相性があったり、現地の人が「Lycamobileはここでは使えないよ」と言っていました。私たちは9割方問題なく使っていますが、たまにネットが使えない、通話ができないこともあるので、外でよく使う人は大手のプロバイダを選んだ方が安全かもしれません。

水道・ガス・電気

こちらは今後詳しい解説を別途投稿しますが、私たちはエージェントに紹介された仲介サービスを利用しています。英語でのサポート、何かあったときに相談にのってくれる追加サービスを比較的安価につけることができて安心です。今後、詳しい内容は別途まとめて投稿します。

保育園・幼稚園・学校の入学手続き

私たちは保育園をメインに探したため、幼稚園(プリスクール)や小学校以降については詳しくないのですが、基本的には見学・詳細問い合わせ→入園・入学の応募(この時点で書類を提出することもあり)→園・学校から空きの連絡→手続き、という流れになると思います。保育園はどこも見学ができますが、長い順番待ちがあるところも多いので、見学依頼と並行して入園の応募もしておくと良いです。小学校については、アムステルダムには公立のインターナショナルスクールがあるのですが、こちらは授業料が他と比べて格段に安いので、4歳になる前、2歳ぐらいには応募をしておかないと入れないそうです。私たちも渡航前にオンラインで応募して順番待ちをしています。手続きの際、両親と子供のBSN:市民サービス番号の記入を求められるのですが、渡蘭前に手続きを開始している場合はオランダ到着後に記入でも大丈夫でした。また、私たちは通園を始める際に健康保険番号を記入するよう急かされたので、健康保険は早めに入っておくようにしましょう。

オランダの銀行口座の開設

オランダの銀行口座の開設にはBSN:市民サービス番号や住所、電話番号が必要になります。会社に勤めている場合は、住居が決まる前でも会社の住所を貸してもらえるなどサポートしてもらえるかと思います。こちらについては、これから家族カードを作る予定なので、それも含めて今後別途詳細を投稿します。

番外編

日本語でのサポート・相談

オランダは日本人が多く住んでいるからか、日本語でのサポートをしている団体を発見しました。私自身は利用していないのですが、英語・オランダ語に不安がある方は是非連絡をとってみてください。

他にも日本人コミュニティをいろいろと発見したので、そちらも今後まとめて投稿します。

ゴミの出し方

ゴミの分別の仕方をオランダ・アムステルフェーンを例にとって簡単に説明すると、一般のゴミ以外に、PMD(プラスチック、メタル、飲料の容器)、コンポスト用(植物・残飯)、紙ゴミ、ガラス瓶など分別して捨てる必要があります。何がどの分類なのか、アムステルフェーンのウェブサイトで詳しく説明されているのですが、慣れが必要だったのがPMD。飲料の容器は牛乳パック(紙)でもPMDに分類されます。また、飲料の缶とペットボトルは販売時にリサイクル料金が課せられていて、スーパーマーケットなどに持っていくと返金される仕組みになっています。

出し方については、アパート及び近隣住宅用の家庭ゴミ用の箱が至るところに設置されています。箱と言っても、表に出ているのは普通のゴミ箱くらいなのですが、地下にある箱に貯める方式になっていて見た目がすっきりしています。一般ゴミは住民に配られているコンタクトレスキーがないと開かない仕組みになっており、それ以外は大体キーなしでも捨てられるようです。この箱は場所により一部のゴミ用だったり、全て揃っていたりしますので、近所で探してみる必要があります。一軒家やテラスハウスなどの家に住んでいる住民には、車輪付きの大きなゴミ箱が配られていて、1、2週間に1回回収にくるので通りの目立つところに出しておくという方式になっています。車輪付きのゴミ箱は、イギリスと似たシステムですね。

お買い物はどこで?

新しい国に来ると、私はいつもGoogleマップでスーパーマーケットを検索するのですが、当然ながらどの国もそれぞれお店の名前が違うので、どこが信頼できるスーパーマーケットなのかわからず迷います。しばらく住むと大体わかってくるのですが、以下に大手のお店を列挙してみますね。

スーパーマーケット

Albert Heijn(AH・アーハー)、Jumbo(ユンボ)はかなり大手のスーパーマーケット。この他、Dirk(一番安い)Voder、Plusなどもいろいろと揃っているスーパーです。

生活雑貨・家庭用品

Hemaは比較的安く雑貨・衣料品・おもちゃなどが売っているおしゃれなお店。Blokkerはキッチン用品・庭用品、家庭用品が売っていますが、正直高いなと思うものも多いです。似たようなお店でActionというお店は比較的安めの値段設定で家庭用品・おもちゃなどが売っています。

薬局・ドラッグストア

Kruidvatというお店では日本のドラッグストアのようにトイレットペーパー、シャンプーなどのバス用品、サニタリー用品、市販薬などが売っていますが、薬剤師さんがいるわけではないようで、薬の話をしてもあまり詳しい内容は聞けませんでした。市販薬について聞きたい場合は、Apotheekと書いてあるお店に行った方が良さそうです。

日本食材

アムステルフェーンにはShillaという日本・韓国食材のお店があり、各種調味料や冷凍食品(納豆や加工食品)、こんにゃくや豆腐なども揃っています。この他、Pikapika(Stadshart:スタツハルトのショッピングセンター)など日本食材を買えるお店はアムステルフェーンにいくつかあります。この他、インド系のお店にも日本や中国系の食材が売っていることがあります。お米はインド系のお店で安いところがあり、私はそこでいつも買っています。

ウィンドウクリーナー

アパートの場合は必要ないと思いますが、私はテラスハウスの家に住んでいるため、窓掃除と庭掃除が必要です。特に窓の外側ははしごがないと二階に届かないので、入居開始から割とすぐに業者に頼みました。この業者探しが結構大変で、オンラインだと信頼できるかよくわからないので、隣の家を担当している業者をつかまえるか、セールスでやってくる業者に頼んでみるか、ということになります。ただ、思った時に見つかるか、運次第なところがあります。私たちの場合は、飛び込みでセールスに来た業者は庭仕事もお願いしたら高額だったため、隣の家を担当している業者を捕まえてお願いしました。この場合も、実際に作業をする人は英語が話せなかったり、「汚れている縁の部分も掃除しようか?追加料金だけど」と当日に言われるなどもあったので、言ってることがわからなかったらとりあえずイエスと言わず、追加料金などを取られないようにはっきり断りましょう。

終わりに

私たちはとにかく新しい仕事が始まる前に色々な生活の手続き(特に住居)を終わらせたくて、渡航前に住居や学校の申し込みなども済ませられたので、渡航後は少し楽ができたかなと思います。ただ、それでも現地に着いてから生活を立ち上げるのは、情報を探すのも大変で苦労しました。

次にオランダに長期滞在・移住される方の参考になれば嬉しいです!

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